めめんと

古いノートをが出てきたので開いてみたら、


林の中で立ちションをしていると、
ふいにジョンレノンがやってきて言った。


という一文が書かれていた。
確かに私の字なのですが、まったく記憶にございません。

小説でも書きたかったんでしょうか私よ・・・
続きがすごく気になります。
ああ、でもなんか
高橋源一郎インスパイア的な何かな感じがして嫌だなあ。
記憶にないところで、「永遠も半ばを過ぎて」
ぐらいの美文が書けてたんなら感動だけれども。


同じノートには、クレイアニメの素案も書かれていて
そっちはなんとなく覚えている。
こんなストーリー。

足を洗って彼女と暮らすために
「ケジメ」をつけさせられたヤクザの男が、
事務所を出たところでちんぴらに刺されて死ぬ。
直前に切り取られた小指が彼女の元へ旅をする。

ユビ部分をクレイにしたかったと思われるのですが、
うん、これはなかなか作るの無理だよね！！長いし！

ヤクザが指を切るあたりで、
ふっと、某SABU映画を思い出し、
もしかしたら当時にその映画観ながら
このストーリーを考えていたからかもしれないなあ。
なんて思いついてみたり。


わたくし、毎日、
まわりから与えられたものがどんなステキな日でも、
ほんとうに楽しんで満たされた最高の日でも、
基本的に自分に対しては、咆哮したいくらい
「夜は自己嫌悪で忙しい♪　byヨエコ姉さん」
な一日を終えるのですが、
すこし時間の経った自分の一部分だけは、
まあ、ほんとにちょびっとの一部分だけなんだけども、
案外興味深かったりするので、
なんだかんだでナルシスト寄りなのだと最近よく思います。


いつも凄まじいメメントパワーで放棄している
"一部分"の外側、恥ずかしい過去の自分の行いまで、
もっとニヤニヤしながら見れるようになったら、
別のＭ境地に立てる気がするのですが、

・・・さてどうでしょう。