なつのまもの

夏は、基本的にむせ返るような匂いがする。


たとえば、焼けたアスファルトが真夜中に発散するあの匂い。
あれはかなり好きな匂い。いい匂いじゃないけど。
あの匂いの中をコンビニにアイスを買いに行ったりしてね。
自転車で深夜に道路の真ん中突っ走ったりしてね。
でも性格がチキンだから、大通りの真ん中は走れなかったりしてね。

住宅街の真ん中、雑草が生い茂った空き地に昇りたつ草の匂いは、
最強に青臭くって若くて・・・まあ、でもそれはそれで良い。
人間にたとえるならば、さしずめ男子中学生ってとこかしらん。
草も悶々とするのだ（違）

本日は、真夏の野音で直射日光にやられ、イベント半ばで引き上げることに。
駅へ向かう私を追いかけるように、集中豪雨。
ふー間一髪と、駆け込んだ地下道を埋め尽くす雨の匂いも、夏の匂いだわな。

雨の匂いは、屋外で嗅ぐといい感じなのに、
雨の日の電車やバスに澱む、あの、独特の匂いは吐きそうになるから嫌。
ゴムを舐めてるよな不快感。
どこか猥雑な気もする匂い。

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■最近のトピックス

（１）
＠会社。Ｔ橋さんから「Ｔ橋さんいますか」という電話がかかってくる。
これなんてラーメンズ！！（椿公演？）とにやにやする。

（２）
帰り道、道端に猫大量発生！
今夜は集会でもあるのか？
それとも自民党のまねして非公開懇親会的ななにかか？
迷わず、大きな毛玉のストラップのついた鍵を鞄から出し、手近な子猫の気を引こうとする23歳。
芝目を見るゴルファーの眼差しと体勢で、フ～ウウウという不穏な低音を発し、
道路の傾斜に対して上手から一気に駆け下りて鍵をさらう子猫。
まるでライオン。
そうか、ライオンはネコ科。猫か。


鍵がない→家に入れない。


と、次の瞬間、子猫を追う私。
寄り道をする、というとオシャレにもとれるもんだが、
こういう場合は、道草を食う、と表現すべきなんでしょう。びば。

（３）
プンプン５巻。翠ちゃん暴走。やんでれ。
そして私は、完全に購入を中止するタイミングを逃している・・・。