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東京のこっちがわ  なぎら健壱

下町系写真、路地写真って最近ブームなのかな?

三丁目、メトロ、バブルと続くレトロブームはまだ続きますな。

とか思っていたらなぎら健壱さんも下町写真集出してた。

東京のいろんな表情が楽しめる写真集。

(一枚一枚に叙情をかきたてるようなコメントもついてる)

私は芸術オンチなんで写真とは何ぞやなんて分かんないけれど、

下町写真は、「圧倒的な写真の力」で写真を見る人にインパクトを与えることよりも

見る人の中にあるものを刺激して、あとは見る人の世界の中で展開させる部分が大きいと思うから、有利なのかなあ?

有利、不利って問題じゃないけどさ。

人を撮った写真は、構図とかナントカより、人が現れてしまうから、

写真が見たいんじゃなくて人間が見たい私にとっては、

無条件に素敵だったりするんだけど、

写真が見たい人にとっては評価が悪いものもあるのかねえ。

木村伊兵衛賞とった、うめかよさんの写真集も評価われているよね。

帯の推薦文くるりの岸田さんなのがいかにもだから?

私は好きだけど。

探偵ナイトスクープやVOW見て、人間の愛おしさを覚えて泣いてしまう人にはオススメ。

まあそんな人はすこし自意識過剰ですがな。

たとえば

就職活動なんかで「人間が好きです」なんて言おうもんならコミュニケーション力を問われる質問をされる。

でも、人間が好きって言う人とか、人間の写真を上手にとる人って言うのは、

いつもどこか観察者・傍観者で、どっちかっていうとコミュニケーションの外側にいる人が多いような気がするんだけど、どうでしょう?

そして、そこに写真家の哀しさみたいなもんを感じるんです。

木村伊兵衛賞といえば、

「木村伊兵衛の眼」って言う、傑作写真選+エッセイ+伝記+…みたいな本があって、

氏にゆかりのある人が何人か寄稿してるんですが

そのエッセイがけっこうどいつもスバラスイのでした。




・・・でもカラー多い本は総じてお高いのよね。
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