いきあたりばっかり。
いっつおーるらいと。
澁澤龍彦 幻想美術館@札幌芸術の森美術館
札幌観光、偶然駅で見たポスターに惹かれてシブタツ様の世界に。
彼の愛した美術が時代を追って並べられているんですが。
うっわああ!コレ!
陽あたりが良くて新しくてオサレな美術館でやるには、完全に妖しすぎる企画展なんですけど!!
まさに幻想美術館。
暗黒舞踏の写真パネルや、当時の美術批評の新聞切り抜き、生原稿・生書簡もあるわよ。
真昼から、どきどきしました。
「バラ色ダンス」ポスターも招待状も格好よすぎてやばいいい。いい。良い。
しかしフト思ったけどアレだね。
作家さんの企画展や博物館には、日記や手紙や原稿がたいがい置いてあって
その手跡の小さな書き癖の一つ一つなんかに、わたしたちは思いを遣るわけですけども、
最近の作家さん、というか人々ってかなりみんなデジタルなわけです。
何十年か経って、
「これがあの先生のブログのログか!」
「これがあの先生のワードファイルか!」
・・・これじゃ味気ないわね。
いや、逆に、
時代はもっと進んで、
人類はついに脳に繋げた器具とかで情報伝達するようになっていて、
「なつかし~~~明朝体だぜ!21世紀の遺物だよなあ。萌えるわあ。」
ってなっているのかもしれないですな。
おそろしやおそろしや。
「高丘親王航海紀」、まだ未読だったので買いました。
あたしは叙情的な感じが極まった作品のがスキだったりするんですが(「鳥と少女」とか)
う~ん…やっぱ巧いなあ。
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