小学校中学年の頃、
母と妹と、近所の喫茶店なんかに行く。
入り口付近には雑誌や漫画が雑然と置いてあったりして。
席を立った母に、わたしたち姉妹が
「何か読むもの取ってきて」
というと、母は必ず
妹に漫画を、私に女性向け週刊誌をとってくるのだった。
なんでやねん。
あの、そういうのって
あんまり親が小学生に見せたらいけないと思うんですけど・・・。
そんな懐かしいエピソードを思い起こしながら、
あれから約十年、気づくと私は深夜のコンビニで女性自身とか読んでいたりする。
昔は、アダルトコーナー寄りで読むのが恥ずかしかったFLASHもポストも
今では全然読める。
(隣に同年代の男の子がいたらさすがに自粛するかもだけど)
深夜の立ち読みのテンションには、下世話なやつがスキなのだ。
複数の女を囲っていたとして話題になった通称ハーレム男が、釈放されて、元通りのハーレム生活(性活)をおくっているとか。
のほうが。
この秋流行るモテ髪特集よりも楽しいんですもの。
人としてダメだけど日々としてまあいい。
思えば、人は、いったい何歳からえげつない週刊誌を読むようになるのだろう。
幼い頃は、
~中学生 少女漫画or少年漫画(りぼん・お兄ちゃんのジャンプ)
↓
10.20代 ファッション誌
↓
20.30代 奥さん系雑誌(すてきな奥さん)
↓
40.50代 ゴシップ誌
という女子の成長の図式を妄想していて、
35過ぎると女はみんな廃れてファッション誌に飽きて、皇室や芸能人の自殺やゴシップが好きになるらしいと思っていたけれども、
あたりをみわたせば中年女性向けファッション誌も普通にあるわけだし、一概にそういうわけではないらしい。
個人差が大きいのだ。
高校生みたいに、「nonno派?zipper派?cancam派?」というわけにゃあいかない。
大人の女は、講読雑誌によっても完全なる住み分けがなされているのだ。
よし、ここはひとつ
素敵な自分をクリエイトするために雑誌を選ぼう!
私は思った。
・理想のステキ像
【コンサバで奥ゆかしくスローライフでロハスな感じ(はあと)】
↑横文字の意味はいまいち分からない
・それに基づいた偏見セレクト
20代 Lマガジン→クロワッサン
30代 きょうの料理
40代 暮らしの手帖
・今月実際買った雑誌
読売大相撲・広告批評・アックス・東スポエンタメ劇場・日経エンタ
・・・ああ、道のりがおそろしく遠いんですけど!!
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