もう秋だというのに。
秋。
秋!
卒論の秋!
うっわ~~~
そろそろ本格的に切羽詰っている・・・
まあ、
とりあえず前から円朝をやろうとは思っていて。
円朝といえば落語の大師匠、幽霊が下駄を履いてカランコロンする怪談牡丹燈籠の人です。
で、最初は「真景累ヶ淵」という作品論でやろうとおもっていたんです。
「真景累ヶ淵」は、むごい殺され方をした按摩の怨念がくるくるとめぐり、
殺した男の子孫たち、殺された按摩の子孫たちがそれぞれ因縁によって
愛し合ったり、殺しあったりするお話。
でもね、この怪談、四谷怪談と同様、祟るんですって。
ファラオの呪い、的な。
あわわわ。
四谷怪談の呪いって、昔、
公演時にお岩さんを祀る神社にお参りに行かなかった役者が千秋楽で突然死、とかでしたっけ?
あわわわ。
命に関わっていらっしゃる・・・
あ、ちなみに、「真景累ヶ淵」には、
顔がぼこぼこに腫れあがる因縁にあやつられ、
蚊に顔をぼこぼこに刺された姿で自殺する女の描写が出てきます。
ところで私、最近、おかしいくらい蚊に刺されるんですよね~(2度目)
あわわわわわ。
あの、わたし、すごい真摯な気持ちで取り組んでおりますから!!
そこのところをどうかお願いします!
(誰に言ってるんだ…)
というわけで、時間ができたら、累ヶ淵の怨霊を供養する累塚がある東京祐天寺にお参りに行こうと思います・・・
累ヶ淵にまつわる皆様の御冥福を心よりお祈り申し上げます。
ただ、
外でもかなり蚊に刺されるんだけど、
寝ているときに刺されたりするのはダニかもw
朝9時から夜2時半までバイトだとなかなか布団干せない…
Dリンチのオールナイト上映に行った。
リンチ様は意味を考えちゃいけない、感覚でみるんだ、ってよく言うけど。
悲しいかな、A型の私はものごとの辻褄がきっちり合わないと気がすまない。
昔から、推理小説を読み始めたら、最後まで休憩できなくて、
ご飯は食べないわ、夜は寝ないわでよく母親に叱られてきた。
そんなわけで、数年前、マルホランドドライブを死ぬほど繰り返し見た。
分からないままでは頭痛がとまらなかったからだ。
(もちろん、ストーリーだけじゃなく映像も好きな映画なんですけど。)
オールナイト1本目はそんな「マルホランドドライブ」
今回は、わからないなりに自分なりの解釈が出来上がっていたので、
ただ頭痛は伴わずに観れたのだった。
で。
オールナイト上映なんで、2本目。
「ロストハイウェイ」
やばい。
意味わかんねえ!!
大まかな解釈はできようとも、
細部とか、意味ありげな小道具とか、時系列とか気にしてたらもうやばい。
足りない脳みそがオーバーヒート。
3日以上つけっぱなしにしたパソコンのように頭がかああっと暑くなって、
しかし結局フリーズ。
頭が痛くなったので3本目、「エレファントマン」は、寝ました。
Ctrl Alt Delete ってやつです。
いや~一晩でリンチ3本は重い。
朝まで"リンチ"ナイト。
まさにその通りなのでした。
これほど旬とかブームがない淡々とした漫画もないだろうにナゼ今読むのか自分。
そんな暇あったら卒論をやれよと。
あたしは、基本低アルコール高プリン体なビール党だし、酒よりアテがメインな人間なんで、
カクテルとか有名なお酒とか、あんまり興味ないんだけど、なんかこの漫画は好き。
お酒と言うよりも酒場とか人生がすきなのかも。
さて、BARのタイトルにもなってるレモンハート。
飲みに行った居酒屋で発見。
「レモンハートはすごい強いラムだ!」
という頭があったので、翌朝のバイトに響くのをビビりながら飲んだらそうでもなかった。
(居酒屋の兄さんが量をケチった説もある)
調べてみたら、当たり前だけど、レモンハートにもいろんな種類があるのね。
40度から70度以上まで。
70度越えたらそりゃヤヴァいよなあ。
というわけで今回は弱め。
おかげで他の酒が飲めて、ぐだんぐだんになって、
(意味なし)
松屋でビビン丼をテイクアウトしたまま、
近所の大学病院の庭に迷い込み、1時間、想定外の仮眠を取ってしまいました。
そう、
ホームレスと、入院患者の疑似体験を一度にできるのはこの場所だけ(はぁと)
いや、わらえないなあ。
よる年波に勝てず、最近酒に弱くなってるのは自分で十分知ってるはずなのに…アホです。
まあ、病院ならいざとなっても救急車が要りませんね、びば。
で、
なにが言いたいかというと、
「レモンハート」で検索したら、デリヘルが2件ヒットしたということ。
オブションでラムちゃんのコスプレを頼んでみましょう。
なんて。
でもアレやね、
デリヘル嬢って、
お客さんを強烈に酔わせる職業というよりも、
自分がレモンハートでも飲まなきゃやっていられない職業なんでしょうね、きっと…
などと、うまいことまとめたようで、かなり失礼な言い散らかしですが
そこは酒の席と言うことで御容赦を。
あああ~
物理的に酒に酔うのはきもちよくてスキだけど、精神的に酒に酔うのはイヤです。
レモンハート以前にグラスハートなんで。
(↑コレが言いたかったらしい)
澁澤龍彦 幻想美術館@札幌芸術の森美術館
札幌観光、偶然駅で見たポスターに惹かれてシブタツ様の世界に。
彼の愛した美術が時代を追って並べられているんですが。
うっわああ!コレ!
陽あたりが良くて新しくてオサレな美術館でやるには、完全に妖しすぎる企画展なんですけど!!
まさに幻想美術館。
暗黒舞踏の写真パネルや、当時の美術批評の新聞切り抜き、生原稿・生書簡もあるわよ。
真昼から、どきどきしました。
「バラ色ダンス」ポスターも招待状も格好よすぎてやばいいい。いい。良い。
しかしフト思ったけどアレだね。
作家さんの企画展や博物館には、日記や手紙や原稿がたいがい置いてあって
その手跡の小さな書き癖の一つ一つなんかに、わたしたちは思いを遣るわけですけども、
最近の作家さん、というか人々ってかなりみんなデジタルなわけです。
何十年か経って、
「これがあの先生のブログのログか!」
「これがあの先生のワードファイルか!」
・・・これじゃ味気ないわね。
いや、逆に、
時代はもっと進んで、
人類はついに脳に繋げた器具とかで情報伝達するようになっていて、
「なつかし~~~明朝体だぜ!21世紀の遺物だよなあ。萌えるわあ。」
ってなっているのかもしれないですな。
おそろしやおそろしや。
「高丘親王航海紀」、まだ未読だったので買いました。
あたしは叙情的な感じが極まった作品のがスキだったりするんですが(「鳥と少女」とか)
う~ん…やっぱ巧いなあ。